コムギが「いきいき」に宿題を置いて帰った翌日、
「いきいき」で指導員さんに確認するとほんとに忘れて帰ってました。

忘れてた場所はロッカーや机ではなく、指導員さんのデスクのすぐ横。
不可解すぎる。

で、忘れた事を自分で担任の先生に伝えるように何度も言ってたのに
本人からの報告はなかったそうです。

 
しかもコムギは「いきいき」に宿題を置いてきただけじゃなく
宿題自体もきちんとやってませんでした。

でもその事を指導員さんに話すと
「ええぇ？！すごくがっばってやってましたよ？全部やってなかったんですか？！」
と、かなりびっくりしてました。

それを聞いた私は「え！がんばってるんですか？！」と逆にびっくり。

ずっと宿題は適当にやってると思ってました。
そしてそのままめんどくさくなって途中で放り出してるんだと…

でも指導員さんは「昨日もがんばってやってましたよ」と。

あれ？
何か思ってたのと違う。

 
コムギはめんどくささが理由で宿題を途中で止めると言ってるけど
そもそもここまで頑なにやらない理由って何？

めんどくさい気持ちはわかるけど
これだけ親や担任に怒られても同じ事を繰り返すのは理解できません。

 
で、なぜこれだけ怒られても途中までしかやらないのか再度聞いてみたら
「運動場で遊ばれへんようになるもん…」と。

じゃあ早く終わらせてしまったら遊びに行けるんやん…
だって問題を解く力はあるし、計算も遅くはないんだし。

でもそう伝えると「どうしても集中できへん」という答えが返ってきました。

 
あ、なるほど！
いくら問題を解く力があっても集中出来なければ進められないな。
その発想はなかった。
というか、気づかなかった…

 
コムギは好きな事はびっくりするくらい集中するけど、
興味のない事はびっくりするくらい気が散ってしまいます。

でも楽しみな事が待ってる状況ならガーッとやっちゃうタイプなのに何でだろうと不思議に思ったら
「まわりがうるさくて出来へんねん」と言われました。

思いもよらなかった原因。
でもこれ、ふと考えるとどちらも「発達障害あるある」ですよね…

 
・めんどくさい
・やりたくないから集中できない
・時間がかかる
・遊べなくなるかも…と焦る
・まわりの子はどんどん宿題を終わらせて騒がしくなっていく
・うるさいから余計集中できない
・さらに遊べなくなるかも…と焦る
・イヤな事から逃げる性格なので宿題をやめてしまう

こういう事か！

 
最後の「やめてしまう」に関しては同調できないけど
どれだけ追い詰められても集中できない現象や、
まわりの音が影響してしまう事はものすごくわかります。

39歳にして私もいまだに困ってる事でもあります。
努力と意識だけではどうにもならない特性だという事はよくわかるので
「やめてしまう」事は叱りつつ他の部分は対策を立てるべきですね。

 
コムギは言葉での説明がヘタクソなので仕方がないのかもしれないけど
最初っからそう言えばいいのに…

何を話しても「めんどくさいもん」と態度悪く言われると
ついつい「そんな事が通用すると思うな」となってしまう。

とりあえず耳栓でも用意しようかな。

 
まぁ、やりたくない事を放置する部分があるので
それだけで解決はしないと思いますが…