高校時代からの友達が所属する合唱団の定期演奏会の一般の部（子供が対象）に申し込みました。

 
で、先日は第一回目の練習日でした。

 
コムギもユッチも歌が大好きです。
ユッチは音痴な部分もあるけど一生懸命だし、
コムギは親の私が言うのも何だけど歌がうまいです。

どっちも保育所の発表会や小学校の学芸会では楽しそうに張り切るタイプなので
いい機会になると思って申し込みました。

 
そして練習日。

初めての場所、初めての人たちなので
子供たちの場所見知りや人見知りは想定内でした。

ユッチは大人しく、コムギは萎縮してる。

でもいざ練習が始まればユッチは保育所ほどの元気さはないもののちゃんと歌ってるし、
わからない事は自ら団員のおねーちゃん（小学生）に質問したりしてました。
（団員のおねーちゃんが常についててくれました）

 
でもコムギはまず練習に参加する事を拒否。
団員のおねーちゃんが一生懸命話し掛けてなだめてくれてるのに返事もせずシカト。

最終的に私が横につく事で参加自体はできたけど歌わない。
言われる通りに譜面を見ない。

他の人に聞こえてたかどうかはわからないけど
「何で歌わなあかんの。合奏のほうがいいわ」
という悪態までも…

マジで感じ悪い。

 
子供たちには事前に説明してたし、2人共乗り気でした。
何をするかもわかってるはずだし
知らない人がたくさんいる事も言ってました。

それでも「がんばる！やりたい！」と言ってたけど
いざその場になるとコムギにはむずかしいのかな。

コムギより小さい子（同じく一般参加）も普通に練習してる場で
途中からコムギは隅っこにうずくまったまま。

団員のおねーちゃんがいろいろ話し掛けて説得してくれても全部シカト。
反応もせず一点を見つめたままです。
他にそんな様子の子はいません。

 
イヤならイヤで「恥ずかしいからイヤや」とか
「やりたくない」と言ってくれればまだいいけど
表情が読めない顔付きでただシカトして座り込むので気持ちも読めない。

ほんと団員のおねーちゃんに申し訳なかったです。
自分も練習があるだろうにコムギに優しく話し掛け続けてくれる。

申し訳なくて謝ると「ぜんぜん大丈夫ですよ」と笑顔で返してくれたけど小学生ですよー。
高学年女子ってすごいな。

そして私はそんなデキる女子じゃなかったな…

「サンカク」って書いたＴシャツを着てサンカク座りをしてる。
シャレかい。

 
この写真の左側では一般参加の子も含め、みんなが練習してます。
放棄してるのはコムギのみ。

 
そして、ちょっとどんよりした気分が…

 
あぁ、これはどこかで感じた感覚だな。
そうだ、以前のクラス懇談の時だ。
初めてまわりの子と比べてしまった時と同じ感情でした。

 
場所によって振舞いが激変するコムギ。
今回の応募は「クラス内の姿」から判断してしまったけど
慣れない場所だとむずかしいのかも。

コムギも一応最後のほうはぼそぼそ歌ってたけど
「覚えてる、いらん！」と譜面を見る事を拒否。
マイペースを貫いてました。

これでも家ではノリノリでこの曲を歌ってます。
散々拒否した振り付けもやってます。

何なんでしょうねー。
むずかしい。

ユッチはやる気なので辞退はしないけど
コムギが参加出来ない可能性はすでに伝えてます。
（友達を通じて連絡してもらってるけど、指導に当たってる先生とは一応面識があります）

 
コムギは学校では張り切るタイプなので認識が甘かったけど
8歳なのにまわりの目を気にせず1人外れてる姿を見て
「やっぱり発達障害やねんなー」と改めて思いました。

同じような行動をしてる子は保育所、学校で目にしてるけど
やはりみんな何かしら問題を抱えてます。

コムギの場合、軽度ということはもちろんありますが
クラス内が自分の居場所だと思ってるから出来てるだけなんですね。
もし学校に馴染めてなかったら今回の練習のような事が日常で起こってるんだろうと思ったりもしました。

 
コムギは「おかーさんと一緒ならやる」とも言ってるので
保護者同伴で舞台に立つ可能性もありますが、
そこも許可を頂いてるので無理強いをしない範囲でうまく誘導できたらなーと思ってます。

保護者同伴はたぶん幼児だけ…

でもせっかくなので楽しい思い出にしたいです。
めったにない機会だし、リズム感も音感もあって歌も大好きなんだし。

一緒に出る事も想定して私も振り付けを練習してますが
親の私自身がリズム感も音感もなく、音域が狭いのでキーの高い曲は歌えないという状態です。

でも口パクOKとの事なので、せめて楽しく踊ろう！