こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

図鑑で読書感想文

どうしようか悩んだ夏休みの宿題の読書感想文ですが
結局図鑑を題材に書く事になりました。

ふと気が付いたら夏休みも終わりに近づいてたある日、
読書感想文をやってない事を思い出したけど
今更本を借りに行ける日もないので「よっしゃ!図鑑で書き!」と。

 
でも中々やらないコムギ。

声を掛けても生返事のままやらない事数日。
もう時間がなくなってきたので強めに言うと
今更「何書いていいんかわからん!!!」と。

「図鑑見て思った事をそのまま書いたらいいねん」と言っても
「どうやって書いたらいいんかわからんねん!!」と。

うん、わかる。
私も読書感想文や作文が出来なくて苦労しました。

書こうと思って原稿用紙に向き合っても書き出せないまま固まる。
ほんとに何をどう書いたらいいのかわからないんですよね。
ただ私は「出来ない!」とキレはしなかったけど…

 
で、「本見てコムギはどう思った?」と質問しながらようやく書けたのがこちら。

原稿用紙は2枚あったけど、これがせいいっぱい。
タイトルも名前も何もないので一見何なのか不明ですが。

あまりにも中途半端なので
「じゃあこの本を見てどうしたいと思った?」と誘導して最後の一文を追加しました。
それも日本語がおかしいけど、本人なりにがんばったのでとりあえずOK。
(一応軽く突っ込んだけど「これでいいの!」と言われた)

 
当初は「何書いていいんかわからんからやりたくない!」と言ってたけど
ヘタクソでも何でもいいからとりあえずがんばる事は大事。

コムギはヘンに完璧主義なところがあるので
今回に限らず「ちゃんと出来ないならやりたくない」という傾向があるけど
やらないのとやるのとでは大きく違う。
先生の評価という部分も。
でも「何でもいいよ」と言っても「それじゃあかん!」となる事も多くてめんどくさい。

この「完璧」の基準もコムギ独自の基準なので偏ってます。
私からすると「大差ないやん…」と言いたくなりますが。

 
でもわかります。
内容は理解出来なくても気持ちはよーくわかる。
私もまったく同じなので。

自分で言うのも何ですが、こういうタイプはほんと扱いづらいと思う。
元ダンナにも「お前独自のよくわからんルールがある」と批判された事があります。

誰にでも自分なりのルールはあると思うけど
アスペルガーの人はその内容がただのヘンなこだわりだったりする。

でもこれを崩す事は出来ないので誰に何を言われても絶対曲げれない。
結果的に頑固者と思われる。
コムギに至っては強制しようとしたら癇癪を起すだけ…

どっち側の気持ちもわかるからむずかしいなぁと思います。

 
話は反れましたが、どうにか読書感想文をクリアしたのに
始業式の日に持って行くのを忘れるという失敗をしました。

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