こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

保育所最後の夏祭り

土曜日は保育園の夏祭りでした。

ユッチは年長さんなので今年が最後。
各学年ごとに遊べるコーナーを設けるのが基本ですが
年長さんだけ出し物をするという特別な部分もあります。

 
うちの保育園は年長さんになると近くの動物園にじゃがいもを持って行くという行事があります。
このじゃがいもは保育園で栽培されたもので
ぞうさんへのプレゼントになります。

そして動物園のスタッフから戦時中の動物の話を聞き、
当時死んじゃった動物の剥製も見ます。

感受性の強い子は泣いちゃったりするそうですが
ユッチはそういう部分は鈍感なので泣くような事もなく…

 
この夏祭りは「平和の集い」という事で
年長さんの出し物は「象列車」をテーマにしたペープサートでした。

詳しくは知らないので保育所で聞いた説明だけの知識ですが
戦時中に動物園の多くの動物が殺処分されたそうです。

そんな中でも名古屋の動物園だけに唯一象が残されたそうで
その象を見たい子供たちのために走らされた列車が「象列車」だそうです。

ブラックライトを利用したペープサートですごくキレイでした。
この保育園とは5年の付き合いになりますが
ここまで手が込んでるのも感動したのも統一感があったのも初めてです。

担任の先生のおかげだと思います。
いつでも本気で取り組んでて、先生自身が楽しそうにしてて
いろいろ見てて気持ちいいくらいです。

子供たちからの信頼も厚く、言いたい事はズバズバ言うのに
保育園で一番信頼のある先生だと思います。

他学年の観客がうるさければピアノ演奏中でも「〇〇くん黙りー!」と名指しで言い、
みんなの声が小さければ「しっかり歌いー!」と素で言うけど
いやらしさも何もないのが不思議。

 

動物園にじゃがいもを持って行くのはうちの保育園の恒例行事ですが
実はこの動物園のぞうさんはあまりじゃがいもが好きじゃないそうです。
コムギの時もあった行事だけど、それは初めて知りました。

こんな事も素で話してくれる担任の先生。

「もしかしたら投げてしまうかも…」と事前に聞かされてたみたいですが
結局子供たちの目の前で全部キレイに食べてくれたそうです。
よかったねー。

 
ペンギンの絵がユッチっぽい…と思ったら
やはりユッチが描いたペンギンでした。

この日のために2ヶ月かけて準備をしたそうです。

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