コムギに保育所での出来事を聞いてみたら出てくるのは虫の話事ばかり。

ほんと「人間に興味はないの？」と言いたくなるほど
お友達とのエピソードが出てきません。

この時期はもう虫が少ないので夏ほどの興奮具合ではないけど
「9月にな、畑にヤマトゴキブリがいっぱいおってな」と過去の話まで出てくる始末。

ゴキブリの話を聞くだけでも鳥肌なのに
ヤマトゴキブリとかクロゴキブリとか種類なんてどうでもいいわ！
…というのが本音です。

 
で、返事は想像がついてたけどあえて聞いてみました。

「ゴキブリ好きなん？」と。

 
「うん！好き！」
「あのな、ヨロイモグラゴキブリが好きやねん」

 
え？何それ？（聞いた事ないんだけど…）

 
「あ、でもな、日本にはおらんねん」

 
とこの辺りから興奮気味…
（虫モードのスイッチ押してしもた～と後悔）

 
「手がこうトゲトゲしててな、土掘るねん」

 
そ、そのゴキブリが好きなん？黒い？茶色い？
（興味はないけど会話を繋げるために聞いてみる…）

 
「赤っぽいで」
 

ゴキブリやろ？好きなん？

 
「かわいいで！」
 

どこで知ったん？
（日常で見かける虫ならともかく日本にいないのに何で詳しいの！）

 
「おうちの虫図鑑！」

 
な、なるほど…（この後も話が続く…）
ついにゴキブリをかわいいとまで言うようになったか…

このやりとりを知らないユッチに
試すように「ゴキブリ好き？」と聞いてみたら

「嫌い。気持ち悪いー」

と返ってきたのでちょっとホッとしました。

そうだよね。
てっきり幼児は皆バッタもゴキブリもカブトムシも同じ扱いなのかと思ったよ。
（ユッチは特別虫好きではないけど嫌いではなく普通に触る感じ）

 
で、「コムギはヨロイモグラゴキブリっていうゴキブリが好きなんやって」
と言ってみたら

「あ、ユッチも好き」

と意外な言葉が返ってきました。

え、ウソ？！ユッチも知ってるの？
どこで知ったん？

「あのな、虫図鑑のDVDに出てくるねん」
「爪のここな、ギザギザでな、前（足）の爪で土掘ってもぐっていくねん」
「ほんでな、背中がシマシマやねん」

シ、シマシマ？！
シマシマって何？

おぞましくて検索する勇気が出ません。
でも普通のゴキブリは嫌いだけどヨロイモグラゴキブリは好きというくらいなので
きっと日本のその辺で見るゴキブリとは違うんでしょう。

というか、6歳のコムギより4歳のユッチの説明のほうが
いろいろわかりやすくて親としては複雑。

 
そんなユッチに保育所での出来事を聞くと全部友達の話です。
普通はそうだよねぇ。