こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

クラス懇談で改めて比較…

授業参観の後は恒例とも言えるクラス懇談がありました。

担任の先生が変わったので挨拶から始まり、
授業の方針や年間行事等が主な内容。

 
そして保護者1人1人の自己紹介で
「子供のいいところ」を話さないといけない場面がありました。

コムギのいいところ…
コムギのいいところ……

って、何?
思いつかん!!
(ひどいと思うけどほんとに思いつかない…)

他のママさんたちの話を聞いてると
やはり次元が違うなぁと溜息が出そうでした。

 
我が子を他の子と比べるという事はあまりなかったはずなのに
初めて他の子と比較してしまって落ち込んだ1年2学期のクラス懇談。
なぜかあの時と同じような気持ちが沸いてきました。

ちなみに他の親御さんたちから出た「我が子の良い所」は、

・何も言わなくてもお手伝いをするようになった
・お友達が大好きでキライな子がいない
・下の子の面倒をよくみてくれる、遊んであげる
・テレビに共感して泣く事がある(=優しい気持がある)

が、主な内容でした。
お手伝いをする事や下の子の面倒を見るという内容が一番多かったかなぁ。

 
そんな話を聞きながら心の中で

「コムギは手伝うどころか自分の事すらキレてやらんわ」
「下の子の面倒?逆に見てもらってるわ…」
「遊んであげるどころか強引に遊びに付き合わせてるわ…」
「見ててこっちがキレそうな程の扱いやわ…」
「テレビに共感するような感受性なんてないなぁ。テレビで泣いてる人を見たらマネしてふざけて笑って共感なんてまったくしてないわ」
「誰もが悲しいと思う内容でも指差して笑ってるわ」
「心が痛むような災害や事故があっても指差して笑ってるわ」

という感じ。

 
感受性皆無、共感力皆無。
人としての大切な感情の欠落を実感してしまいました。

やはり次元が違う。

 
そして他の親御さんの話を聞いてて思ったのは
みなさん我が子に自信を持ってます。
良いところを話す雰囲気に我が子への愛情や自慢に思ってる事を感じました。

私も愛情だけは誰にも負けないくらいちゃんとあります。
でも自信を持って言える事って何もないな…

 
で、切羽詰まって咄嗟に話したのは
「好きな事はとことん集中する」事と「手先が器用」という部分でした。

良い所というよりは特技に近い…
そしてある意味マイナス面でもある。

他の方は精神面に関する事が多かったので
そこに触れずに話したのは私だけでした。

 
あと、1年2学期のクラス懇談でも困った事ですが
私から離れようとせず教室に居座ろうとしてました。

他のお友達はみんな外に遊びに行ったりして
親と離れるのを嫌がる子はいません。

1年の時はどうにもならなくて
コムギがいる中での懇談になったけど
今回はお友達のママさんが言い聞かせて外に連れ出してくれました。

申し訳ない…

私が対応すると甘えから引かないので
第三者が対応してくれると何とかなる事も多いのが現状です。

これだけを言うと一見不安が強い子のように見えるけど
普段はそんな素振りもなく、ただただ調子に乗ってる「低学年にありがちな男子」なのでギャップが激しい。
「いきいき」ではいろいろあるものの、
学校生活では「問題がある子」には一切見えません。

 
参観前にPTAのお仕事で制服のリサイクルをやってた時も
まわりに友達がいるにも関わらずベッタリくっ付いてきたり
「普通恥ずかしいと思う事なんじゃないの?」と思う行動をしてました。

離れたがらず「おかーしゃ~ん」と甘えてきたり
調子に乗ってジャマをしてきたり…

場面場面で振舞いが違い過ぎて親ですら戸惑います。

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