こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

5歳児っぽくない反応

ユッチとふたりで自宅マンションのエレベータに乗った時
小学校高学年ぐらいの男の子と一緒になりました。

しっかりした態度で挨拶をしたその男の子。

普段わりと大きめな子でもろくに挨拶をしない子もよく見るので
「ちゃんとしててえらいな~」と思ってました。
やっぱり挨拶は基本ですよね。

 
そしてその男の子がエレベーターから降りた瞬間、

「しっっかりしてるなぁぁ~…」

という言葉を5歳のユッチが溜息を吐くようにしみじみ放った。
まるで自分が年上かのように。

ニュアンス的には40~50代のおばちゃんが言う感じだったので
思わず「あんたはおばちゃんか!」と突っ込みかけました。

 

まだまだ幼さの残るユッチですが
時々大人っぽい一面を見せてくれるのがおもしろいです。

 

そういえば少し前、保育所でトイレの後に手を洗った時に
濡れた手を拭こうとせず帰る用意をしようとしてて
「これで手拭きー!」と先生に言われた事がありました。

延長した日だったので自分のタオルはもうカバンにしまっていたのですが
こういう時は使い捨てのペーパータオルを使います。

濡れた手でそのままテラスを走っていくユッチに
先生だけじゃなく私も「ちょっと!ちゃんと手拭きーや!」と。
(延長で2歳児クラスにいたけど、カバンは自分のクラス前にあった為)

 
でも手が濡れてる事なんてただ単にどうでもいいんだろうと思ってたら
何度か言って返ってきた言葉は

「もったいないからいいねん!」

でした。

 
大人だったらともかく、5歳ではなかなか言えない事だと思う…
先生と2人でウケてしまいました。

ユッチはこういう事が多いので「ユッチちゃんらしいわー」とも言われたけど
よくよく考えてみるとこれって母が普段必要以上にケチってるみたいじゃないか。

いや、ケチると言えばケチるけど…

私はムダは大嫌いだけど必要な時はケチらず普通に使います。
逆に必要な部分をケチるのはキライです。

なので、ムダな部分は「もったいない!」と厳しく言ってきたけど
使っていいところは使っていいんだよーーー。

でもその判断は子供にはむずかしいですよね…

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