コムギのメガネ、処方箋完成

今日眼科に行ってきてコムギのメガネの処方箋が出来ました。

コムギがメガネを掛ける理由は斜視による複視を軽減する為ですが
斜視用のレンズはプリズムレンズと呼ばれるもので若干特殊。
取り扱ってないメガネ屋さんもあると事前に情報は仕入れてました。

特に量販店。
仮に取り扱っててもプリズム量に上限があるという記述も…
案の定眼科でその説明を受けました。

コムギの斜視はメガネで対応できる角度じゃないと聞いてたので
量販店で対応出来ない度数なんじゃないかと思ってたけど
実際検査用のメガネを使いながら一番見やすい度数を合わせてたら
それほど強いものではないようです。

「どっちが見やすい？」といろいろ試してた結果
「もっと高い度数になると思ってたけど思ったより低いですね」と視能訓練士さんに言われました。

「メガネで対応できない角度」という言葉はけっこうグサリときてたので
本人が一番見やすい度数に設定できるならうれしいです。

処方箋に記載されてる度数は下記の通り。

右　+0.75　4△BI
左　+1.00　4△BI

軽いけどプラス度数なので遠視用のレンズになります。
乱視もあると言われてたけど、どうやら乱視のレンズは入ってないっぽい。

私自身は近視なのでマイナス度数ですが
左が-4.00、右が-3.75で軽く乱視も入ってます。
（乱視の度数は覚えてませんが）

言ってみれば真逆。
遠視は一定度数を超えれば遠くも近くも見にくいって言うけど
どんなふうに見えるんだろう…
コムギは裸眼視力は悪くないので参考になりません。

最近軽く老眼が始まってるので「近くが見にくい」はわかります。
現在37歳ですが、悲しい事にスマホを見る時は近視用のメガネを外したほうがラクなので…
（近視状態のほうが近くを見るのがラクという事です）

レンズのプラスマイナスについては
「なんのこっちゃさっぱり意味がわからん！」という人のために簡単に言うと
レンズを通して見た時に目が大きく見えるのがプラス度数（遠視）、
小さく見えるのがマイナス度数（近視）です。

プリズム量（斜視に関する度数）は「4△BI」という部分。

コムギは左目だけが斜視だと思ってたけど
どっちもプリズムが入ってるって事は両方なんだろうか。
片目だけだと思ってのでちょっとびっくりしてます。

「BI」は「ベースイン」の略で
外斜視の目線を内側に向けるという感じです。
目頭側のレンズが厚くなるようです。

今日は度数を合わせた後に検査用のメガネをかけたまま待合室で過ごしたのですが
学校の黄帽を後ろ向けに被ってたコムギ。

これはどこかで見た事がる…
どこかで見た…！

と悩んだ末に思い出したのは

ミニオン

でした。

気付いた瞬間吹いた。
後ろ向きの黄帽と検査用メガネの組み合わせでミニオンになれます。

ちなみにコムギはミニオン単体は平気だけど
複数商品が置かれてると怯えます。
怖いらしい。

なので、喜ぶ事もなくテンションが上がる事もなく
母一人ただ笑っておりました。