こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

コムギと面会

ユッチの翌日はコムギの面会に行ってきました。

こちらはよく知っている場所なのでジャストな時間設定(5分前到着)で出発。

そしたら到着目前に電車内で腹痛に襲われてギリトイレに駆け込むというしょーもないアクシデントがありました。
動けない場所での腹痛、冷や汗が出る…

でも今の地下鉄のトイレってほんとキレイですね。
昔は余程の緊急時じゃなければ入りたくないぐらい汚かったのに。

 
時間は思ったより余裕があり、結局ちょうどよい5分前に到着しました。
ここに来るのは5度目かなぁ。
辺りは桜が満開でした。

ユッチの時とは違い、今回は担当者と話をする前にコムギに会いました。

会うなり「3年ぶりー」と元気なく挨拶するコムギ。

3年ぶり?
本人なりに元気なフリをしたんだろうか。

でも元気も覇気もなく「早く帰りたい」「ストレスでしかない」「コーラ飲みたい」と言い、
常にうなだれてどんよりした表情をしていました。

「こんなとこにおるなら毎日学校に行ったほうがいいわ」とも。

毎日行けとは言わないけど、そう思えるほどなら給食だけでも食べに行ってくださいな。
ユッチに身長を抜かされるような成長だと心配なので。

 
筋肉痛でつらいと言ってましたが、
男子の運動はわりとハードだと担当者さんから聞きました。

不登校でも遊びまわっていたユッチとは違って
ほぼ完全なニートだったコムギには試練だろうね。

でも日光にも当たらない生活をしていたので
これを機に体力を付けてもらえれば…と思います。

 
それなりに楽しんでいるユッチとは違って
本当に帰りたがってゲンナリした表情のコムギ。

ユッチのように「スマホしたいから帰りたい」ではなく
とにかく何でもいいから帰りたい様子でした。

 
ユッチと違って読書がニガテなコムギは「退屈すぎる」と。
小さいころから絵本の読み聞かせもシカトで本には興味を示さなかったのですが
今も変わらないんですねぇ。

図鑑や迷路はよく見てましたが、図鑑の話をすると「家のとまったく同じやねん!」と。
そ、そうですか…
まぁ、どこにでも売ってる有名なやつだし、
保護所にマニアックなやつなんて置いてるわけないしね…

 
でも退屈だというなら尚更、今後の家での生活を考えてほしい。
ユッチにも提案したことですが、タイマーを使用して行動を切り替える方法等を提案し、
今後どうPCと付き合っていくかを考えるように伝えました。

ゲーム中のゴミは一旦放置でもいいけど、
行動の切り替えの際に捨てる習慣をつける等も。

とにかくPCとの付き合い方。
衛生面(風呂とゴミ)について考えてほしいことを伝えました。

 
そう簡単には変わらないだろうけど、相当堪えてるようなので
好き勝手してたコムギには良い機会です。

悪いことだとかマイナスな事だと思わず一度リセットするという意味で
前向きに捉えてほしいと伝えました。

 
そういえば2人とも「ベッドが硬い」と言ってたのですが
床で寝てることもあるユッチが硬いというベッドってどんなんなんだろう。
寝心地が悪くてもベッドと布団があるってありがたいことなんだよ。

 
強制的な一時保護ではなく、私が希望しての事でしたが
当初警察の人にはネグレクトに当たると言われました。

虐待してる親だと扱われてるんだと身構えてましたが
児相の方との話ではそんな話は出ず、
主に「夜外に出ない」「生活を見直す」が中心の話です。

もちろんお酒の飲みすぎは気を付けるように言われましたが
親の気持ちにも寄り添ってくれていてすごく救われています。

この担当者さんのおかげで落ち込んでた気持ちも
「一度リセットするための良い機会」と捉えることができるようになりました。

 
一応帰宅の目途は10日辺りとのことですが、これは会議での決定次第になります。

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