こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

支援級転籍への道、面談

支援級の先生&担任の先生と面談してきました。

内容は支援級についての説明と、入級するにあたっての書類の記入でしたが、
今年度からいろいろ変わったという事は支援級の先生も言ってました。
「私も混乱してます~」みたいな感じだったので、今が前年度だったらなぁと改めて思う…

 
説明の内容ですが、基本的には決まった教科の取り出しのみで
1日中支援級で過ごすのは無理との事。

そういうもんなんですね。
まぁ、ユッチの場合はまずは登校する事、学校に行く習慣を取り戻すことが目標。
最低限給食だけでも…

行き渋るようになった頃は「コムギだけ休んでせこい」「何でコムギだけ休んでいいん?」と言ってたけど
今はそういうこともなく、行こうとする意思はある模様。

 
もともと社交的で友達と遊ぶのも外に出るのも大好きで
現状放課後デイも習い事もすすんで行くのに教室だけが無理な状態。

音云々の問題もあるとは思いますが、
大人数の空間がニガテなんじゃないかと最近勝手に推測しています。

対人トラブルもなければ仲の良い友達も複数いるし
勉強に困難があるわけでもない。

先生に対するニガテ意識もなく、担任の先生の事もキライじゃないと言うし
担任の先生にユッチのスマホの番号を教えているので時々直接ユッチに電話をしてくれてますが
普通に出て普通に話してくれると聞いています。

 
何でそう思うようになったかというと、私自身が学校の教室がニガテだったから。
他に原因が思いつかない中、ふと自分の事を思い出して
もしかしてユッチもそういう部分があるのかなぁと。

私が集団に苦手意識を持ち始めたのは小学校高学年の頃だったと記憶しています。
ユッチに関してはほんとにただの憶測でしかないですが…

私はあの空間がニガテで苦痛だったけど
「行くのが当たり前」という固定概念があったので病欠以外で学校を休むという発想すらなく、
特に体や心に問題が出ることもなかったので何となくやりすごしてきました。

まぁ、今のユッチは明らかにナマケ癖もついてますけどね。
いろいろな意味で。

 
診断書があるからといって希望が通るかどうかわからないというのは
どうやら支援級に入れるかどうかというのは教育委員会の判定で決まるそうです。

そしてユッチはIQに問題がない為通級判定になる可能性があるとの事。

うちの小学校は通級教室がないらしく、週1とかで別の小学校に行くそうですが
その小学校は今住んでいる区とは別の区だし、繁華街ど真ん中…
「こんなとこに小学校あんの?!」みたいな。

学校ってどんな田舎にも都会にもあるんですね。
(私は田舎育ち)

てか、通級って親の送迎が必要なのかな。
うちの小学生は一人で校区外に行ってはいけないのでもちろん送迎がいるんでしょうね…
校区外どころか区も違うし。

私も先生もユッチに通級は合わないという意見なので視野に入れてないし
私も通級に関しては特に質問はしませんでしたが。

 
支援級を希望して最初はスルーされ、その後本気で転籍したいという意思を伝えて
診断書も取って数回面談をして感じたことですが
「特別支援学級」というのは結局勉強に困難がある子の為にあるんだと実感しました。

もちろん住んでる地域によっていろいろなのでまったく違う地域もあると思いますが、
少なくともうちの小学校ではそう感じました。

先生は今は理解してくれているので希望を通してあげたいと思ってくれているように感じますが
IQに問題がなければ通級判定が出る事が多いのが実情みたいで
結局は判定を出す教育委員会次第。

 
何でもかんでも数値なのかな。
診断書にある「不登校」という文字がどう捉えられるのか気になるところです。

知的障害には当てはまらないけどグレーゾーンだったり
情緒面で困難がある子の行き先や支援が限られていることはネット上では実感してたけど
本当にそうなんだなぁと。
まぁ、ユッチの困った面なんて発達障害界隈では甘いほうなんだろうけど。

 
とりあえず進級の先生とユッチ本人とで話をしてから次に進む事になるそうです。

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