こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

親切なおじさん2人

数日前、PTA新聞に載せる役員さんの撮影をする日だったので
仕事が終わってから学校に向かいました。

そして学校近くの大通りを走っていたら突然自転車のペダルに違和感が…

イヤホンをして音楽を聴いていたので実際の音はわからないけど
ガチャンッみたいな感触が足に。

 
え?ええ?
一応動いてるからチェーンは外れてないっぽい?
でも何かヘン?

…と思ってたら突然一切ペダルが動かなくなりました。
後ろにも前にも動かないほど完全ロック。

 
ただ普通に走ってただけなのにチェーンが外れてしまいました。

今回チェーンが外れた場所は数キロに渡って工事の跡が続く道の悪い大通りなので
段差で跳ねたタイミングでヘンな力が加わった等があったのかもしれません。

こういう感じ。
(というか実際に走ってる道路)
ちょうど自転車が走る場所に不規則な工事の跡があります。

タイヤが6個っ…
GoogleMapあるあるか。

 
自転車を押しながら学校に到着したのですが
時間が少し余ってたのでチェーンをいじってたら
後ろ側が外れていて、おまけにギアと部品の間にガッチリ挟まっていて取れそうにない…
子乗せ対応の自転車ってガードする部品が多かったりするのでほんとに触りづらい。

これは工具がないと無理だな…と諦めようとしていたところに
知らないおじさんが声をかけてきました。

チェーンが外れた事を告げると「やったるわ~」と寄ってきたおじさん。

なんやかんやと触ってくれたけどやっぱり工具がないと無理だという結論になり、
私も撮影の時間が迫っていたのでお礼を言ってさよならしました。

こんなご時世でもやさしい人っているんですね。
若いねーちゃんならともかく40代のおばさんを助けてくれようとするなんて。

 
普通の自転車ならチェーンぐらいすぐ戻せるけど
子乗せ仕様の自転車は面倒なんですよね…

2年前にチェーンが外れた時は自分で直したけど、
カバーを外すだけでもめんどくさかったです。

頑丈にネジが複数とめられてるけど、
たとえこのネジが吹っ飛んでなくなっても簡単には外れないくらい複雑にガッチリはめ込まれてます。

それぐらい安全性を考慮しているという事なんだと思いますが
声を掛けてくれたおじさんは今時のママチャリ事情を知らなかったようで
最初は「それくらい直したるわ~♪」なノリだったのに結局「これは無理やな…」となってました。

でも近くにある自転車屋さんを教えてくれたので撮影終了後に行く事にしました。
家とは反対方向だったけど、私は自転車通勤なので今直しておかないと大変めんどくさいことになる。

 
PTAの仕事を終えてその自転車屋さんに行くと、
待ってるお客さんは1人いたものの、順番が来るとものの2~3分で直してくれました。

初めて行く自転車屋さん。
しょぼそうに見える外観のお店だし、
あらかじめ日本語が微妙だという情報も聞いてました。

でも出迎えてくれたのはノリのいいおじさんとおにーさん。
確かにおにーさんは日本語が微妙だったけど
日本人の雰囲気ではないおじさんの言葉は普通の大阪のおっちゃんでした。

修理完了後にサイフを出したらお金いらんって言われたし…

申し訳ない気持ちでいたら「余ってるなら出してくれてもいいけど♪」って超笑顔で言われました。
よくおるただの大阪のオッチャンやん!

「うそうそ、いらんで~」が〆でした。

 
会社の人以外とあまり接する機会がない生活なので
同じ日に親切なおじさん2人に出会えるなんて
チェーンが外れて困ったもののそれはそれで良い日だったのかもしれません。

PTAの活動も基本めんどくさいものですが
コロナのおかげで長らく会えてない人に会えてうれしかったし
撮影自体は5分も掛からないものなので気分転換になりました。

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