「人生最大のやらかし（3）」の続きです。

 
オーバードーズをしたのは土曜の夜7時以降だったそうですが
病院に搬送されたのは0時をまわっていたようで救急科で意識がはっきりしたのは日曜の早朝でした。

退院したのは月曜のお昼なので入院日数は実質2日。
というか、病院にいるのがイヤすぎたので「月曜に帰りたい」と言ったら
月曜朝の診察でOKが出たら退院できると言われ
まだ倦怠感やふらつきがあったのに「大丈夫です」と言ってしまいました。

そして退院許可が出て、退院間際に点滴を抜いてもらったのですが
いざ支えなしで歩いてみるとけっこうつらい。
意外と役に立ってたんだな、あの棒…

でも私はリモートワークだし、子どもが小さいわけでもないし、
火曜日からは仕事だし…と、都合よく甘く考えてたのですが
帰宅してからもしんどいままでした。

退院時に救急医が部屋まで来て、「死んでてもおかしくなかったよ」と言われたけど
脅しなのか死ぬ可能性があったのかはわかりません。

ただ、強い方の薬は旦那の知り合いが4錠飲んだだけで4日ぐらい動けなかったと言ってたらしいので人によっては危ない量だったのかもしれません。
私は何度も飲んだことがあり、あまり効かない時もあったので耐性があったのかな。

 
で、夜になって「やっと寝れる」と思って規定量の睡眠薬を飲んだら
期待とは真逆で倦怠感やふらつきがひどくなっただけではなく眠れない。
おまけにあちこち痒い。

体から薬が抜けてないのか？
肝臓がダメージを受けてるのか？

この翌日も倦怠感やふらつきがあったので
高血圧で毎月通院＆事故の件で毎日リハビリに行ってるクリニックでリハビリついでに相談してみました。

管轄外だと思うので「うちで言われても…」って言われる覚悟をしてたけど
先生は丁寧に話を聞いてくれて「無理せんようにね」と優しく声をかけてくれました。

早く回復させるには点滴しかないらしく、
しばらく毎日通うことになりました。

どうせ毎日リハビリで通ってるので助かります。

 
若い頃は言われたことがなかったけど
私の場合肘から先の血管がかなり取りにくいようです。
「そんなことないやろー」と思ってたけど
合計5人の看護師さんに言われたので間違いないんでしょう。

合計で5回失敗くらってます。
腕、穴だらけになったけどもう慣れて何とも思わなくなりました。
歳のせいなのかなぁ。

 
退院してから睡眠薬で調子が悪くなって以来、怖くて数日飲みませんでした。
というか、飲んだらいけない気がして。

おかげで数日間かなりの寝不足でした。
寝付けない、眠りの浅い細切れ睡眠、早朝覚醒。

このままでは体が持たないので休み前の金曜日、もう一度飲んでみると
早朝覚醒はあったものの、「ひさしぶりに寝れた！」と心も体もラクになりました。

これでやっと完治かな。
十分な時間ではなかったけど、「あぁ、寝た！」という感覚を久しぶりに感じました。

 
「人生最大のやらかし（5）終」に続きます。