ユッチの家出(後編)
2023年10月26日(木)20:34 0
ユッチの問題(6年生)
「ユッチの家出(前編)」の続きです。
前回「一旦離れたほうがお互いのために良いと思う」と書きましたが、
決して子どもを手放したいというわけではありません。
ユッチも私も旦那もストレスMAXなので冷却期間が欲しいという意味です。
実はこの家出をした日、放課後デイサービスで脱走するという事件がありました。
細かい流れはわからないものの、他の男の子がユッチにオモチャを投げて
硬い部分が顔に当たってユッチがキレたところ
男性スタッフがユッチにだけ怒ったのが原因との事です。
「何でユッチ悪くないのにユッチだけ怒られなあかんの!」と。
近くの駅前で捕獲されたそうですが、
ムダに身体能力が高いので中々捕まらなかったそうで…
その後は連絡をくれた女性スタッフ(前のデイからずっとお世話になってる人)が
ユッチの話を聞いて、男性スタッフの対応が悪かった事、相手の男の子に注意したことを報告してくれましたが、
そういうストレスもあって余計不安定だったのかもしれません。
デイでの出来事は私は見てないので何とも言えませんが
家でも子どもらそれぞれに注意しても「何でユッチばっかり怒られなあかんの!」と泣いてキレることが増えています。
でも私は冷静に注意しただけで声も荒げてないし「何でそうなる??」みたいな。
こんな出来事もあったので、デイの人に家出の件と一時保護が無理だった事を伝えると
すぐに民生委員、相談支援員に話をしてくれました。
保護施設、児童養護施設、更生施設、グループホーム、ショートステイ、
いろいろな方面で考えてくれましたが、年齢の問題もあり受け皿は少なそうです。
こちらからのSOSの出し方もアドバイスしてもらいました。
一応ショートステイ先は1件見つけていただき、
見学にも行ってくれるそうです。
コムギが放課後デイを利用し始めた小学校中学年の頃からお世話になってますが
いつも親身になってくれて助かっています。
それでいて適当な部分もあって人としてもおもしろい。
そしてこの翌日、区役所の登校支援に携わってる方が2名訪問してくれました。
ユッチはトイレに籠って会話も拒否。
ドアの外から話しかけてもらいましたが完全シカトでした。
一時保護については、難しい年齢なので「見放された」と感じて
帰宅後もわだかまりが残るリスクがあるとの事。
考えていなかったけど、確かにそういうリスクはあるかも。
本人が行きたいと行って行くなら問題ないですが
無理矢理行かせるというのはそういう感情を持つだろうと思います。
そういう意味でもショートステイが一番いいのかな。
料金がいくらなのかおそろしいですが、
本人が楽しめそうな場所であれば定期的に利用するのがいいのかもしれません。
放課後デイは嫌がらず行くので、もうひとつの居場所になればいいなぁ。
ただ、ユッチからの「離婚しろ!」については落ち込んでいます。
旦那が子どもに危害を加えているのであればもちろん離婚しますが
関係のない問題を旦那のせいにして歪んだ捉え方をしている部分もあるので
離婚したところで不満が解消されるわけでもありません。
そりゃユッチはせいせいするかもしれないけど
それはそれで私のユッチに対するイライラと怒りは倍増するでしょう。
ちなみに私と旦那はどちらも離婚の意思はありません。
血が繋がっていようが繋がってなかろうが
思春期の子どもと親の確執なんてどこにでもある話。
でも家族全員が超絶短気。
みんなすぐキレます。
どうしてもぶつかるんですよね…
旦那は子どもたちには基本的に強い言い方をしません。
リビングに行った瞬間ユッチが「入ってくんな!」といきなり怒鳴れば
さすがに「あぁ?!」と言ったりはしますが、怒鳴りつけるような事はありません。
何をどうするのが正解なのか…
どうしても離婚したくない私は親失格だと思われるのが普通なのかもしれません。
そういえば、大東市で会っていたネットの友達は小学5年生の女の子だそうです。
男じゃなくてよかった…
ただ、その年齢で夜に出てくるような子と関りは持ってほしくありません。
相手の親もそう思うだろうから私が言えることではありませんが。
あと、110番通報した時に名前を言うと「日本人じゃないですよね?」と言われました。
再婚して以来「失礼ですが、国籍はどちらですか?」と聞かれる事は多かったけど
「日本人じゃないですよね?」と直球でぶっきらぼうに言われたのは初めてでびっくり。
いや、日本人です…
てか、普通に日本語で電話してやりとり出来てるねんから何人でもええやんけ!
「お子さん日本語話せますか?」とまで言われ「日本語しか話せません」と言ったけど
国籍を聞かれるのはぜんぜんいいけど、決めつけで言われると何かハラ立ちますね。
明らかに上から目線だったし。
でもおもしろかったのが漢字の説明。
これを言えば姓がバレそうですが、旦那も私も「留守番の『留』の〇〇に~」と説明するのが定番ですが
警察の方は他の警察官への連絡に「留置場の『留』の〇〇に~」と言ってて吹きそうになりました。
さすが警察。
とりあえず来週また区役所の方が訪問してくれるそうです。
人に甘えたり頼るのは子どもの頃から得意ではないですが、
頼れるところは頼っていけるようにしようと思います。
コメントをする