こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

勝手にピアスを開けた

ずっとピアスを開けたいと言ってたユッチ。

私自身も高校の時にピアスを開けたので反対する気持ちはないのですが
ユッチが行く予定の中学校はわりと昭和な校則があります。

小学校は髪の毛を染めてもいいし、髪の長さも靴も自由。
それに対して中学校はヘアカラー等は一切禁止で
一定以上の長さは縛らないといけないとか、髪ゴムも自由じゃなかったと思います。
あとたしか前髪の長さも。

靴も真っ白なスニーカー指定なのでネットでしか買えません。
(制服屋さんでは取り扱ってるけど、17時に閉まって土日は休み。
そしてうちの近辺は生活用品の店が少ない)

 
意味がわからないのはツーブロック禁止なとこ。

何であかんのさ。
奇抜なわけでもないし。
全部剃るのはよくて一部はダメとかようわからん…

こんな感じなのでピアスなんてダメに決まってる。
ということで、ユッチには「高校入ってからにしいー」と言ってました。

 
そしたらある朝、テーブルに壊れた安全ピンが置かれてました。

「なんじゃこりゃ?!」となるほど針の部分がへしゃげてる。
指の力でどうこうできる範疇でもない。

リビングの床で寝ていたユッチに「何これ?何したん?」と聞いたら
「ん~、ピアス開けようとして失敗してん」と。

はぁ?!

ピアスを開ける時は絶対ピアッサーでやらないとけないと説明してたのに
安全ピンで開けようとしたのか?
てか、ピアス開けるのに針を加工しようとする意味がわからん。

寝返りを打ったユッチを見ると、
針がへしゃげてる安全ピンとは色の違う別の安全ピンが耳についてました。

耳に安全ピン…
斬新すぎる。

普通は針や安全ピンで穴を開けたならピアス刺すやろ。

急に思いついてやったとの事ですが、
後先考えずに衝動的に自分の耳に安全ピンぶっ刺すとかびっくりするわ…

 
結局思った通りにはいかなかったようでその安全ピンは外し、
自分のおこずかいでピアッサーを購入して反対側の耳に再度開けていました。

しかも平日の真昼間。
補導されても知らんぞ…

しかも外でやってきたらしい。
もうユッチの行動自体何もかも理解不能です。

 
まぁ、開けてしまったもんはしゃーない。

元々ピアス自体は反対してないので
ちゃんと維持できるようケアするようにだけ言っておきました。

 
後日、爪を切ろうと爪切りを使ったらまったく切れなくて
刃がボロボロになっていることに気付きました。

20年ぐらい使ってる爪切りで使いやすくて気に入ってたものなのに
突然刃がボロボロに欠けるってどういうことかと思ったけど
フッと安全ピンが頭をよぎりました。

これで加工したんだろうねぇ。
腹立たしい。

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