やはり鬼が気持ち悪い。
鬼というか…これはもうただのバケモノやん。
前にも書きましたが、残虐なシーンより気持ち悪い物体が出てくるほうが苦手です。

ウニョウニョしてるのもキライだけど
体の部位にあるはずのない口があるのが気持ち悪い。
アニメでも手の平に目玉が付いてる矢印を出す鬼がいたけどあれもニガテ…

口、ふたつあるけどどっちも歯磨きすんのか？

 
というのは、ふと思っただけで本気でどうでもいい事ですが、
あらためて思ったのは上弦の参、猗窩座と煉獄さんの戦闘シーンがかっこよすぎる。
これは映画館でしか味わえない迫力だと思います。
（今回もIMAX版でした）

前回は煉獄さんの事をほぼ知らない上、興味を持った事もなかったし
猗窩座が出て来た時は「うわ、アスラン！アスランの声っ！」ということに支配されてしまってたけど
2度目は邪心なく見れたので純粋に戦闘シーンに感動しました。

鬼滅に限らずアニメの戦闘シーンが大好きなので「うぉぉ、かっこえええ」と。

声優さんの事はあまり詳しくないけど、猗窩座役はかなりベテランらしいですね。
演技力がやばい。
数年前に初めて声優という人に興味を持ったきっかけはこの人でもあります。

煉獄さんを応援していても猗窩座が憎めない。
というか、好きかも。
声が…

 
子どもたちと見に行った時は特にまわりで泣いているような声は聞こえなかったけど
今回はあちこちからすすり泣く声が聞こえてきました。
帰りのエレベーターでも目を真っ赤にして鼻ズルズルしてる人までいました。
隣の席の男性もめっちゃ泣いてたし…

私は外では素直に泣けないので感情を出せる人がうらやましいです。
感情を出せないとは言っても普通に感動するので堪えながらも涙は流れますが…

堪えると喉の奥が痛くて苦しいので素直に泣ける人間になりたいです。
メガネを直すフリをして何とも思ってないような素振りで涙を拭く。
隠す必要もないのに無意識でそうなってしまう自分がしょーもないです。

 
やはり映画は子どもと行きたくないと思いました。
1人で行動するのは好きじゃないので、できれば友達と行きたい。

先週子どもたちと行った時は前が車イス席でバーがあったのですが、
ユッチが何十回もそこに足を乗せるので
無言で音が鳴らない程度にペシッと足を叩いて注意したり、
定期的に2人から「喉乾いた、お茶ちょうだい」があったり…

気が散って仕方がない…

 
帰りは映画館から少し離れた場所で余韻にひたりながら一服してたのですが
どこからともなく誰かが歌う紅蓮華が聞こえてきました。

どこだろうとまわりを見回したらマイクを持って歌ってる女性がいたけど
お世辞にも上手いとは言えない。

いや、もちろん歌がヘタクソな私よりは断然マシなんですが。
（そもそもあの音域出ない）

普段はその辺で歌ってる人を見ても何とも思わないけど、今は聞きたくなかったな…
映画のエンディングで大音響で炎を聞いた後に素人のヘタクソな紅蓮華って。

見事に上書きされてしましました。

 
ぐだぐだ書きましたが、直前まで見に行くかどうかは迷いました。
子どもを差し置いて2度も見に行く？…って思いましたし。

でも行きたいなら素直に行けばいいやん、と開き直って2時間前にチケットを取ったのが経緯です。
子どもたちに申し訳ない気持ちはあったけど、結果的に見に行ってよかったです。