こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

心理検査の結果

先日受けたWAIS-Ⅳの結果が出ました。

前回書いた予想が次の通り。

「言語理解(VCI)」→ だいぶ低そう…
「知覚推理(PRI)」→ 平均値くらいはありそうかな?
「ワーキングメモリー(WMI)」→ 若干低そう
「処理速度(PSI)」→ 普通によさそう

 
以下が結果です。
数値はともかく、だいたい当たってました。

得点 水準
全検査IQ 107 平均ー平均の上
言語理解 92 平均の下ー平均
知覚推理 114 平均ー平均の上
ワーキングメモリ 94 平均の下ー平均
処理速度 124 平均の上ー高い

 
全検査IQは107。
私のIQはごくごく平均的な数値でした。

正直、言語理解は80くらいしかないかも…と思ってたので90以上あったことにびっくり。
逆に処理速度はそんなに高いと思ってなかったのでこれも意外でした。
知覚推理とワーキングメモリは「そんなもんか~」という感じ。

 
とりあえずガッタガタですね。
指標間の得手不得手の差は32
ユッチの29を若干上回ってました。
(病院で言われたわけではないけど、ネットで調べると通常は15以内らしい)

文書にした結果ももらってるのですが、
これについては「各指標間に大きなばらつきが認められます」と真っ先に書かれていました。
あと、自分でもわかっていたことですが視覚優位との事です。

口頭で検査結果の説明を受けながら私の日常での問題点も交えて話をしたのですが
「ADHD傾向ですねー」と言われました。

望んでいたストラテラも処方してもらえました。

それにしてもワーキングメモリと処理速度がユッチと真逆。
(ユッチはワーキングメモリが128、処理速度が99)
ユッチと私は何もかもタイプが違うと乳児期から感じてたけどこんなところまで…

 
ここからは結果の一部を簡単にまとめたものです。

得手不得手&まとめ
・各指標間のばらつきが大きい
・見た情報を処理していくことが得意、単純な視覚情報を早く取り込み処理することに長けている
・一方で聞いた情報を処理する事は苦手
・図面の読み取りや事務的な作業は素早く行えるが、言葉で流暢に説明したり話を聞きながら作業するのは苦手
・見た情報を処理すること、事務的な作業に長けているが、時々早とちりがあるため注意が必要
・焦りがあると聞き逃しや見逃しが起こりやすい

言語理解
・語彙力は年齢相応で言葉を使って推理することも平均に近い程度できる
・一方で歴史や文学に関する事が弱く、最も苦手

知覚推理
・形を正しく認識し、位置関係やパターンを素早く掴むことに長けている
・ただし頭の中だけでイメージして考える時に部分的に見て早とちりをすることがある

ワーキングメモリ
・情報を聞いて短期的に記憶したり覚えながら整理したりすることが不得手
・問題を聞き終わる前に答えようとする傾向があり、焦りや衝動性が伺える
・文章題を聞きながら整理することは年齢相応にできるが、即答するも間違えることがある

処理速度
・全般的にハイスピードでミスなく課題をこなしていた
・単純な視覚刺激を素早く処理する力が秀でていて、事務的な作業を集中しながら行えるのが一番の強み

 
はい、正にその通りです。
なので、ひたすらコーディングに集中しまくるのが得意です。

今受け持っている「乱立してる案件をそれぞれまとめて提案して2社とやりとりをして進めていく」という仕事は何より苦手な分野です。
2社というのはクライアントと下請けなので、間にいるうちの会社は板挟み。
しかもうちの会社が中心になって進めていかないといけないのでプレッシャーもやばい。

なんとなく自分でわかっていた事だけど、
こうやって改めて文章で説明されると、一番向いてない部分を寄せ集めた仕事をしてるな…と思いました。

 
最後にバウムテストの結果です。
「実のなる木」を描いた検査ですが、バウムテストは心の状態や性格がわかるとの事です。

簡単にまとめると、

・活力があり、意識が外に向いている
・もっとがんばっていきたい思いが見受けられる
・また、そのような自分を評価してもらいたいと思っている
・慎重に物事を進めながらまとめあげていくのが得意

という結果でした。

 
あんな絵でそんな事がわかるのか…と感心しました。
認められたい、評価されたいという思いは小さい頃からずっとあるかもしれません。
褒められずに育った為、自己肯定感が低く自信が持てない部分があると自分で思ってます。

この結果に対して「1人でやろうとはせず必要に応じて周囲の力も借りましょう」と書かれていましたが
人に頼る事、甘える事は何より苦手です。

それに日常生活でも力を借りれる人なんていないし、
仕事では「もう無理だ!」と相談したけど「解決策がないのでがんばってもらうしかない」という結論で
これもまた誰にも力を貸してもらえないという…

 
生活の工夫についても書かれていましたが、
これらはすでに取り込んでるものばかりでした。

自分にアスペ傾向、ADHD傾向があると気づいてもう10年も経っているので
自分が苦手な部分はそれなりに分析済みだし、
それに対してどうするのが良いかはネット等から得てしまっています。

コムギやユッチに対しても同じ事を思いますが
対策する事によって生活しやすくなるとか困ってる事が減る等改善する場合もあるけど、
まったく意味がない場合もあれば限度もあります。

ひとまずストラテラをもらえたので、効果があればいいな。
数年ぶりに飲むので副作用が怖いですが…

にほんブログ村 子育てブログ 発達障がい児育児へ にほんブログ村 子育てブログへ

コメントをする

1 × five =

ページの上に戻る