こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ユッチの幼さ

少し前にユッチのトラブルの話を書いたばかりですが、
先日また「1年生に水筒投げられて足腫れたー」と報告がありました。

え…、1年生に水筒投げられるって何?
てか、水筒壊れてないよね?!

娘の心配より水筒の心配するのはどうかと思うけど
水筒ひとつでも3000円とかするので、
しょーもないトラブルで壊されるのはカンベンしてほしいです。
(結局水筒は無事でした)

 
ユッチ本人は特に意識してないかもしれないけど
まるで自分が被害者かのように話してきます。
でもこれは絶対事情があるはず。

と思って話を聞くと、ドッヂボールのルールを守らない1年生男子に注意をしたら
キレられたからキレ返したというのが事情のようです。

 
1年生ってさ、つい先月学校生活を始めたばっかりやん…
ルールを知らなかったとしても仕方のないことだし、
反論してくるのも幼いから仕方がない。
ハラが立つ気持ちはわかるけど、そこは同じ土俵に立たずに年上として対応しようよ…

と思うけど、ユッチ自身も幼いのでそれが出来ないようです。

詳しく話を聞くと結局ユッチも手を出したようです。
年下相手に何やってんねん。
胴体のどこかをバシッとやったようなのでケガの心配はないものだけど…

 
一口に「他害」と言ってもこの辺はキョウダイで事情はぜんぜん違います。
ユッチは突発的に手が出るわけではなく、
お互い争って頂点に達した経緯で主に胴体にバシッと平手でやるタイプ。

良い事でないというのは重々承知していますが
だいたいがお互い手を出し合っているという状況で後腐れの無い揉め事が多いです。
叩く場所もケガをするような場所じゃありません。

いわゆる「お互い様」と言ってもらえるやつです。

 
一方コムギは理不尽にキレて突発的に手が出た先が顔面、というのが主でした。
これはインチュニブ服用によって治まったけど
服薬前は「そこキレる?」みたいな場面で相手が誰であろうと顔を弾き飛ばすかのように手が出ていました。

頻度は少なかったけど、これは親としては気になって仕方がなかったです。
相手の親御さんに謝罪すると「お互い様なので~」と言われてしまうけど
まったくお互い様じゃないんですよね…

ユッチは幼いから起こるものという感じで、
コムギは認知の歪みからくるものという感じです。

 
ユッチの堪え性のなさは最近の課題で
とても3年生女子とは思えない行動ばかりです。
年下、年上、男子、女子かまわずキレてしまう。

でも普段そんなに気が短いかと言えばそういうわけでもなく
特にイライラしているとか好戦的というわけではありません。

精神年齢が通常の3年生に達してないんだろうけど
そもそも感情のコントロールが出来なさすぎるのが問題だと思います。
散々話はしてきてるし、本人も理解はしてるけど「でも!だって!許されへんもん!ハラ立つもん!」が先行しています。

 
言い聞かせてどうにかなる問題ではないのでむずかしい。

気持ちに寄り添うだけで済む事案であればユッチも大人しく耳を傾けるけど
どうしても注意しないといけない事もある。
むしろそっちの方が多い。
そうなると途端に反発します。

 
幼児期は素直でやりやすかったユッチ。
でもそれはコムギの癇癪がひどかったから自我を抑えていただけ。

コムギが落ち着いてからはずっと手を焼いてます。
自分の気持ちを出せる事は大事かもしれないけど、
やっぱり他者に手を出すのは容認できません。

でも、ついつい怒ってばかりになってしまいがちだけど
同調してあげることはユッチにとってはとても大事。

反論されていちいちカッとなってる私にも問題があるので
もう少しドンと構える必要があると日々感じながらもできていないのが問題だと思います。

 
でもやっぱり1年生相手にキレるのはやめてほしいな…
「しゃーないな」と諦めながら諭すのが理想だけど
中身が実年齢じゃない場合はやはり難しいんだろうと思います。

でも「相手と同じ土俵に立ってしまう」という部分は私自身も課題。
(もちろん子どもの事のみですが…)

私も接し方を改めてお手本になるように改善しないとなぁ。
ユッチ自身が幼いというのはもちろんあるけど、
私もよろしくない対応をしているので変わっていきたいです。

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