ばーちゃんち、解体
昨年(2019年)の7月に亡くなった父方のおばーちゃんのおうちが解体されました。
おじーちゃんは私が高校生の頃に他界してるので
もう住む人もいない為売りに出す事になったけど
築60年以上は経過してるであろう古い家なので建物の価値はゼロ。
詳しくは知らないけど、更地で売りに出すんだと思います。
数年前に脳梗塞で他界した父が育った家。
私もお盆やお正月はイトコと何度もお泊りをした思い出の多い家。
今時は見かけない土壁の平屋で、昔はトイレもボットンでした。
(私が大人になってから水洗になりましたが)
この写真は母が撮ったものですが、
何とも言えない複雑な感情が沸いてきました。
誰も使わない、使えないんだから解体して売るのがベストだというのはわかりますが
おばーちゃんがこれを見たら悲しむだろうな…と。
生涯専業主婦で夫と子どもの為に生きたような人だったので尚更。
でも家は維持費がかかります。
居住者がいなければ傷むしね…
生きてる人間の生活が一番大事なので私が娘でもこの選択をするけど
やっぱりさみしいなぁと思ってしまいました。
うちの隣のビルは解体工事に2ヶ月程かかってましたが
木造平屋だとこんなにもあっけなく数日で解体されてしまうんですね。
父が亡くなってるので、この土地を売った金額のいくらかは遺産として相続する事になります。
現状金額はわかりませんが、駅から遠い場所で30坪程度なのと
叔母がメインなので大した金額ではないと思います。
でもおばーちゃんが残してくれたものとして
子どもたちの将来の学費に当てたいと思います。
私の今の力では学費も払ってあげられないので
ひ孫を助けてあげられたと思えたらおばーちゃんも少しは救われるかな。
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