こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

乳幼児期から変わらない

先日の運動会の写真を見ていてふとなつかしい場面を思い出し、
ユッチが保育園の1歳児クラスだったときの写真を見ました。

6年越しの同じポーズ。
当時2歳3ヶ月頃です。

見出したら止まらない。
なつかしい!
そしてかわいい…

こんな頃もあったんだね。
あの頃のユッチをもう一度抱きしめたいです。

 
でも写真を見てるとまぁまぁなマイペース具合が…

当時何の問題も感じてなかったユッチですが、
今思うと自分がやりたい事に捉われてしまう傾向がありました。

これは運動会で「今から入場!さぁ行くよ!」と、みんなが動き出す直前の場面ですが
まわりに気付かず砂遊びに没頭してるユッチ…
そして入場を促してくれる先生の姿。
もちろんそこで「ハッ」とするわけでもなく中々動きません。

たくさんの保護者がいていつもと違う雰囲気の本番なのに
砂遊びに没頭できるとはいろいろ鈍感すぎる。

 

そして翌年の2歳児クラス(実年齢3歳3ヶ月頃)は真逆でした。

入場の場面でもないのに今にも走り出しそう。
ユッチだけ先生に手を繋がれてるので阻止されてたんだろうと思われます。

 

こんなユッチだけど、基本空気は読めるし、
コミュニケーションもまったく問題がなく友達とも遊べるし、
集団行動で一人だけ外れる事もなければ浮いた行動をする事もない。
気持ちの切り替えも問題がなく、癇癪を起こす事もなかったのでまったく特性に気が付きませんでした。

不注意部分は乳児期からあったけど「小さいからこんなもん」と思ってたし、
コムギにはなかった部分だけどただ性格が違うからだろうと思ってました。
コムギは慎重派だったのに対し、ユッチは大らかだったので。

それにしてもよく物を踏む子だなぁ…とか、
よくぶつかる子だなぁ…とか、
危機感がなさすぎて怖いなぁ…とか、
ケガが多い子だなぁ…とは思ってましたが。

 
保育所でも気になるような事は何も言われなかったし
褒められる事のほうが多い子でした。

障害のある子やニガテな事がある子に対しても自然と助けにいったりする事が多く、
年中以降の運動会では障害のある子の補助をしたりもしてました。
先生のサポートも率先して行ってたので褒められる事も多かったです。

運動会の写真のように、日常の保育でも「気になった事に没頭してしまう」という場面はあったと思うけど
幼児なら問題にされる事じゃないしね…
実際健常児にもよくある年頃だから問題にならない事ばかり。

 
しかし、8歳になった今も何ひとつ変わってません。
女子っぽくなって年相応の学力は身に付けてるけど
この部分に関してだけ言えば成長はゼロです。

「幼いから」じゃなく「特性」だったんですね。
実際成長してみないとわからない部分ですが。

物を踏むとかぶつかる部分に関しては、
乳幼児期より体が大きくなった分被害が大きい。
小さなケガは今も絶えません。

 
知的な遅れや多動や他害、自閉症特有の特徴があればすぐわかってもらえるけど
女の子に多いと言われる不注意優勢型ADHDの場合は成人するまで発見されないケースが多いそうです。
成人して躓いて発覚するケースなのかな?

ユッチは病院に行ってないので診断はないけど
確実に不注意優勢型ADHDの特性は持ってます。
グレーゾーン程度なのか診断が付く程度なのかはわかりませんが。
(グレーゾーン程度だと思ってるので受診してません)

でもこれに気付いてくれた外部の人間は1年生の時の先生のみ。
こちらから何も言ってない状態で指摘してくれました。

今の2年生の先生はこちらから心配事を言っても「2年生なのでそんなもんですよ~」と笑顔で返してきます。
引継ぎされてるはずなのに。

 
ちなみにユッチは病院に行ってないので診断はないけど
子ども相談センターで受けた発達検査(WISC-Ⅳ)では高低差が29あったので発達に凸凹があるのは確実です。

コムギで苦労した部分(癇癪や自傷行為)がなかったので
ユッチは大らかなだけだと思ってたんですけどね。

小さい頃の写真を見て改めて「困ってる部分は何も変わってない」と気付かされました。

本人が困ってないのが何よりの悩み。
感受性とか繊細さに欠けてるユッチはいろいろ失敗してもまったく気にしません。
困ってるのは親だけです…

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