台風なめてました。
ほんと怖いですね。

よく「○十年ぶり」とか「観測史上初」とか言うけど
大阪市はだいたい大したことがないので「うちは関係ないわー」という感覚でした。

 
今回は警報も出てない前日夜9時に休校決定の連絡網がまわってきたけど朝は晴れてたし
朝の時点で警報は出てたけど風も強くなければ雨も降ってないし、何より晴れてるやーん！　

と思ってたら昼頃には暴風雨。

 
雨はそれほどじゃないけどとにかく風が強い。

あっという間にベランダにある朝顔の鉢2つは倒れ、
スリッパ2足は四方に散らばりました。

そしてPCのある寝室で仕事をしてたらガタンッと大きな音が鳴って焦ってベランダを見ると
2段式になってる物干し竿の上段が落ちてました。

うそー、これ落ちる？！
引っかけてるわけじゃなく、穴に通すタイプのやつなのに。

その後もどんどん風は強くなり、
時折怖いほどの突風が吹いてユッチはタオルケットにくるまって怖がって固まってました。

そしたら今度は突風と共にガッターーンとさっきとは比べものにならない音が。

 
何？！何！何！？？

 
と、再び焦ってベランダやまわりを見たけど、原因はわからず。
とりあえずうちではないようでホッ。

しかしタダゴトじゃない音したけどなぁ。
何なんだろ。

 
それから数分してコムギが「やばい！やばい！やばい！ガラス割れてるねん！！」と大騒ぎ。

なんやねん、もう！
仕事のジャマするなって言うてるやん！
…とブツブツ文句を言いながら誘導されて見に行くと驚愕！

隣のマンションのベランダの柵が広範囲にわたって崩壊してました。
10階あたりだと思われます。

いや、これマジ？
こわすぎるねんけど！

場所がわかってしまうので写真は貼れないけど、
住人がベランダに出たら柵も何もなくそこは崖という状態です。

その部屋の住人がSNSにアップしてる写真を同じマンションの人が発見したけど、ゾッとする光景でした。

根本のコンクリから壊れててガラス？アクリル？のような部分は割れて落下。
残ってる部分も宙ぶらりん。

うそやろ？
この台風マジなやつ？
怖すぎるやん！

この段階で初めて自然の怖さを実感。

地震以外の自然災害はほぼ恐れがない地域なので
心も対策も何もかも油断しまくりでゆるゆる。
今更台風って怖いものなんだ…と。

 
その後町会LINEや仲のいいママ友グループLINEで続々被害が明らかに…

友達の家（戸建て）の3軒隣の古い民家が崩落。
全壊ではないけど、屋根が丸ごとふっ飛んだ状態で
その民家の横に同じ保育所だった子が住んでるけど玄関がふさがって出れない状態との事。
（この人とは連絡を取る関係ではありません）
友達の車も傷だらけになってるみたいです。

すぐ近くでこんな事が起こってるとはおそろしい。

近くの自販機も倒れてるし
同じマンションのお宅でもベランダの隣家との仕切りが割れてその勢いで飛んできた破片で窓ガラスまで欠けてるし、
斜め横のマンションは入り口ドアのガラスが粉々で
屋上の倉庫が落下して前の道路でぺしゃんこに。

これ、人がいたら大惨事だよ…

 
宅配ピザ屋の看板は割れて飛び、
信号も斜めになってるし、
テント状のお店の看板（名称不明）は何店舗もふっ飛んでました。

 
台風おそるべし。

 
こんな状態なので山手にある実家が気になったけど
ポリバケツのフタが行方不明という程度だったようです。
（後で別の家の人によって回収済）　

テレビを見てて思ったけど、
今回は意外と大阪市内の被害が多かったように思います。

もちろん海や川がある地域の方が大変だとは思いますが
普段何事もない事の多い大阪市でたくさん影響があった事にびっくりしてます。

大阪市の最大瞬間風速が47mと言ってて更にびっくり。

 
会社のうちのチームはみんな朝から自宅作業してましたが
半分が停電により途中離脱。

そしてうちはコムギの退屈からくるイライラと仕事妨害と八つ当たりと娘への悪態でストレスMAX！
夕方キレてコンビニ前でクールダウン…

すっぴんで朽ち果てた顔して白目向いてるような状況だったけど
見回りをしてた町会長さんと前PTA会長さんにばったり。

うぅ、恥ずかしすぎる。

休校で子供が家にいるはずなのに
このオカンは腐った顔で何してるねん…と思われただろうな。

 
そして更にこの2時間後もコムギにキレてコンビニ前でクールダウン。

そしたら同じマンションの仲のいい一家がコンビニに登場。
「子供にキレて避難してるねん」と言える関係なので会えて話せた事に少し癒されました。
（コムギがアスペだという事もうちの離婚事情もすべて知ってます）

大人との会話が圧倒的に足りんよな、と思います。

 
とにかく台風なめたらダメですね。
ヤバいと報道されてる時は物干し竿くらい降ろしておこうと反省しました。