こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

児童精神科へ、漢方処方(前編)

今日はコムギと児童精神科へ。

しかし、予約の事をすっかり忘れておりました。
数日おきに思い出してたものの今朝は完全に頭になくて
ユッチを保育所に送り届けた直後に

「ん…あ、あっ!!!!」

みたいな。

 
私は忘れっぽいので基本トイレのカレンダーにスケジュールを記入してます。
トイレのカレンダーなら自分から行動を起こさなくても自然と目に入る事が理由。

でも精神科の予約日だけは記入してません。
それは誰が目にするかわからないから…

母の目に触れて何か聞かれたら返答に困る。
(母はコムギがアスペルガーだという事を知りません)

親しくない人が家に来る可能性もあるので
聞かれたら何て言っていいのかわからない。

決して知られたくないわけじゃないし
精神科にマイナスイメージがあるわけじゃないけど説明がめんどくさくて。
コムギは一見普通なので理解されない事が多いし
「どこが?」「ぜんぜん普通やん」と言われたらめんどくさいのです。

普通だったら悩まないし困らないよ、と。

 
で、一度家に戻って保険証等が入ってる母子手帳ケースをカバンに突っ込み、
日曜参観の代休の為まだ家にいたコムギの「いきいき」の連絡帳のお迎え時間を書き直して慌てて出勤しました。

この時コムギには「ごめん!忘れてたけど今日病院の日やった!お迎えは3時な!ピタパ用意して!」と言ったので
ピタパ=児童精神科だと伝わってると思ってました。
(喘息の定期受診は近所なので電車を使いません)

 
しかし、特に深く考えなかったコムギは
お迎えに行ってから「どこに行くん?」と。

わかってなかったんかい!

「〇〇(駅名)の病院やで」と答えると一瞬で様子が変わりました。
そして「行きたくない」を連呼。

前回の受診時に先生からきつく言われた事を引きずってるようで
ずっとブツブツ「行きたくない」「何で無理矢理行かせるんよ」「イヤやのに何で連れて行くん」と言い続けてました。

でも病院や診察室に入る事は拒否せず
意外にもすんなりいってホッ。

ひたすらブツブツ言ってるだけだったので
そこには反応せず普通に接したのが正解だったと思います。
(泣きわめくほどなら話は別ですが)

 
そしてこれまで診察時もグダグダしたりちゃんと答えなかったコムギが
先生の質問にしっかり答え、ちゃんと目を見て話しててびっくりしました。

怯えてたのなら逆効果だけど、決してそういう様子もなく
良いところは褒められてダメなところは注意されて
しっかり耳を傾けて返事をしてました。
(ちなみに今日は厳しい言い方はしませんでした)

「怒られたくないから言う事を聞く」という雰囲気ではなく
「うん、がんばる」みたいな感じ。

こんなコムギは見た事がない…

これまで逆らえない人の前で渋々返事をする事はあったものの
冷静に素直に聞き入れてる姿は初めてで新鮮でした。

行く前は行きたくないとブツブツ言ってたけど
診察後は自分にとって悪い先生じゃないと理解したようで
めずらしくスッキリした表情をしてました。

 
後編に続きます。

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