私は第一子のコムギがお腹にいる妊娠中期に退職し、
その後専業主婦になりました。

そして子供を2人産んで4年近く専業主婦として過ごし、
コムギが3歳2ヶ月、ユッチが1歳4ヶ月の時に今の会社にパートとして入社しました。

 
あれから丸4年。

 
仕事を始めた理由は1人分の給料じゃ生活が出来なくなったからで、
よくある話だけどただ単に「家計のため」でした。

「バリバリ働きたい」とか「社会に出たい」という気持ちも一切なく
当時は一生専業主婦が希望だった私。

ただただお金の為にパートに出る事になったわけなので
そこそこ精神的ダメージはありました。

 
新しい環境がニガテで転職のたびに熱が出たり喘息が出たりしてたような人間。
ましてやブランクがある。

時期的に秋だったので次の年度でコムギを幼稚園に入れる予定で見学にも行ってた。
言葉に遅れがある子の教室に通う段取りにもなってた。
当然幼稚園しか視野になく、保育所なんて考えてもない。
しかも送迎バスありの私立幼稚園という最高の条件。

家ではコムギの癇癪がめんどくさかったし
誰の手助けもなくここまでやってきたので
「やっとこの時がきた！自由時間が出来る！」と夢を膨らませてました。

そんな時に突然選択の余地がない決断を迫られた挙句
ずっと考えてた幼稚園ではなく全く情報のない保育所入所の申し込みに変わり、
待機児童のいる地域なので当然求職中やパート勤務を始めてすぐの状態で入れるわけもなく
認可保育所の申し込みや面接に加え、認可外の保育園に通う手続きをする事になりました。

フルタイムなのに給料の半分は保育料で消えるという虚しさも半端ない…

専業主婦の知り合いに「先を越された」と思われたのか、
「悪気はないけど心無い言葉」を掛けられたりして
（ワーキングマザーに劣等感を抱いてたんだろうけど）
今思うとけっこうしんどかったなぁと思う期間を過ごしてました。

 
ちょっと前置きが長くなりました…

 
そんなこんなで働き始めたわけですが
すぐに感じた変化は手荒れの軽減でした。

乳幼児2人のお世話をするというのは水仕事がほんとに多いです。
汚すだけじゃなく、ごはんも大人と同じとはいきません。
私は神経質な面があるので今にくらべるとかなり掃除もしてました。

 
それが働き始めてすぐアカギレが減ってびっくり。

ハンドクリームを塗ろうが、寝る時に手袋をしようがどうしても出来てしまってたアカギレ。
口内炎と同じでアカギレというのは一旦少し裂け始めると止まりません。
一定のとこまで悪化したらようやく治り始めるというめんどくさいもの。

そしてしばらくするとまた同じ場所で繰り返す…

小さい傷のくせにやたら痛いし
シャワーが直接当たったらビリビリッとくるほどの痛みすらある。
そんなアカギレが突然減ったので、やはり水仕事が一番ダメなんだなぁと実感していました。

 
そして最近。

正社員になった事もあり、家事の手抜きに拍車が掛かってお惣菜を利用する事が増えると
今度は手荒れすら軽減してきました。

お惣菜を利用するだけじゃなく
家に成人男性がいなくなった事により品数も減りました。
（子供たちは品数よりメニューの内容重視）
洗い物も減りました。

言い訳をすると、コムギが小学生になって体力が持たなくなった事により
「より早く」を心掛けてるという部分もあります。

あと掃除も以前の4分の1くらいしかしてません…

 
手荒れが減るのはうれしいです。
でも…
手抜きがカタチとなって現れるというのは若干複雑だなぁと思ったりします。

 
ちなみに今は楽しく働いてます。
仕事をしててよかったと思ってます。

コムギは当時区役所の相談員さんに「幼稚園より保育所の方が向いてるかも…」と
言いにくそうに言われてたのですが
実際ほんとにそうだったと思うので結果オーライです。