こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ディスカス分解!

コムギが毎日使ってる吸入薬の容器を分解してみました。
前々から仕組みが気になってたのです。

実は私は小さい頃から分解癖があって
壊して戻せなくなったおもちゃは数知れず…

どういう仕組みになってるのか気になりだすと気持ちを抑えきれず、
ついつい分解してしまうというヘンな女子だったのです。
基盤を見た日にはワクワクドキドキ。

 
話は戻りまして、ドライパウダー(粉)の吸入薬には薬の種類以外にも容器の種類というものがあります。
吸入薬の名称は「○○ ディスカス」とか「△△ タービュヘイラー」と薬剤名の跡に吸入器のタイプの名称が付いていて
今回分解したのはディスカスというタイプです。

ディスカス

粉の吸入薬と言えばメジャーなのはリレンザ。
喘息の吸入薬に縁がある人はそんなに多くないけど
インフルでリレンザを使った事がある人は多いと思います。

用途は違えど、どちらも同じ使用方法で似たような形状の薬剤ですが
リレンザの器具の名称は「ディスクヘラー」というもっと原始的なタイプの物です。

ディスクヘラー

コムギが今使ってるディスカスは薬剤の詰め替えは不要で
クルッと容器を開けてカチッとレバーを引くだけで1回分の吸入薬がスタンバイされるものですが
リレンザで使われるディスクヘラーは薬剤をセットして
レバーを上げると突起が薬剤の包装を破って吸入できるという原始的な仕組み。

でも今コムギが使ってる吸入ステロイドも過去はこのタイプだったと薬剤師さんが言ってました。

じゃあこの2つは何が違うのか?!
ディスカスはどういう仕組みなのか?!

となったのが分解に至った経緯です。

 
分解したディスカスはこんな感じ。

ディスカス

初めて仕組みがわかって感心。

中にはギアがあり、レバーを引けば薬剤のアルミ包装が開くという仕組みのようです。
なので2回連続でレバーを引いてしまっても出る薬剤は1回分。
不要になったアルミ包装は巻き取られていくという省スペース設計。

ディスカス

開発した人すごいな、コレ!

ディスクヘラーはセットする薬剤の分場所を取るけど
ディスカスは場所を取らないのも魅力。
薬剤をセットする手間がないのも魅力。

5日間しか使わないリレンザの場合はそれでもいいけど
数ヶ月、年単位で使う吸入ステロイドの場合はディスカスがありがたく感じます。

 
ちなみに、吸入薬の容器には他にも種類があり
私が持ってるのはこのディスカスではなくタービュヘイラーというタイプの容器です。

タービュヘイラー

こちらも分解したいのは山々ですが
カウンターが0になるまで使う事がないのでネットで仕組みを調べることに。

でも結局タービュヘイラーの仕組みはいまいちよくわからないままでした。

乾燥剤が入ってるという事はMRをしている妹から聞いてたけど
ディスカスより情報が少ないという事は複雑な造りなんでしょうか。

ディスカスを分解したという記事はたくさん出てきたので
やっぱりみんな気になるよね~と親近感が沸いたりもしました。

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