こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ほめすぎるのも

数日前保育所にお迎えに行ったら、
ぬり絵をしてたユッチの横で年長さんの女の子が泣いてました。

誰かと揉めてる様子もないけどどうしたんだろう。
てか、ユッチも真横で人が泣いてるのに
知らん顔してぬり絵をしてるとは薄情やな…

と思いながら、泣いてた女の子にどうしたのか聞いてみたら

 
「ユッチがヘタクソって言ってきた」と…

 
原因はアンタかい!
知らん顔してたのはそういう事か!

ユッチはお調子者で言う事を聞かなかったり言い訳をする事も多いけど
面倒見がいい面があっただけに若干ショック。

仮に悪気なく泣かせてしまったとしても
謝るなり、焦るなり、それ相応の反応があるならまだいいけど
ふてぶてしいほど「私、関係ないし」みたいな様子でぬり絵を続けてました。

 
実はユッチは塗り絵が上手な部類らしく
「ユッチのおかーさん、ちょっと見て見て!○歳とは思われへんわー」
という具合にこれまで何度も複数の先生から褒められてきました。

とはいえ、私は他の子のぬり絵を見る機会があまりないので
どの程度が年相応なのかはわかりませんが。

 
中身が単純なコムギの場合は
得意気になっても自慢をするだけなので特に害はないけど
ユッチはそういう方向でくるのか…

一見プラスな「褒める」という行為も子供の性格によっては考えもんだな。

 
私は褒め足りない親だと自覚してるので
ちゃんと子供を褒めてあげないとなーと反省する事が多いけど
頑固で扱いにくいコムギとは違い、
ユッチは親のいないところで褒められる事が多いんだった。

それも「○歳とは思われへんわー」系の持ち上げるものが多い。

確かに外ではしっかりしてるし
ひとつ上の学年でも十分やっていけるくらいです。
でもそんな事より他人への優しさを持って欲しいのが親の気持ち。

子供を褒める事はもちろん大事だけど
子供の性格次第では「ほどほどに」を心掛けるべきかも…
と感じた出来事でした。

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