こどもたちの日常と母のひとりごと。息子は軽度アスペルガー。

ドングリの幼虫の正体

少し前の話ですが、保育所にお迎えに行くと
「ドングリから幼虫が出てきた!」
とコムギがうれしそうに言いながらその幼虫を見せてきました。

うぅ、白い小さいのがウニウニ…
鳥肌が…

この光景は子供の頃に何度も見てて若干トラウマなのもあって
普段子供たちがドングリを拾ってきた時は
一度煮沸するなり冷凍するなりして幼虫対策をしてます。

でもそもそもあの幼虫って何の幼虫?
一体誰の子?
という疑問がふと沸いてきました。

コムギに聞いても知らないと言うし
その場にいた先生にも聞いたけど知らないとの事。

ドングリから幼虫が出てくる事は有名だけど
何の幼虫なのかは意外と知られてないのかな。
若干気になったけど、虫関係を検索するともれなく画像がついてくるので勇気が出ず。

 
そしたら数日後。
コムギがドングリの幼虫はウジ虫だと言ってきました。

誰かから聞いたみたいだけどさすがにそれはないわー。
ハエがドングリに卵を産みつけるなんて考えられない。
見た目や大きさは似てるけどさ…

という事で、やっぱり調べてみる事にしました。

 
結果はゾウムシの幼虫。

 
ドングリの種類によってゾウムシの種類も違うみたいだけど
よくいる普通の昆虫だったとは意外。
触れと言われれば触れないけどゾウムシは嫌いじゃないです。

幼虫の姿はどうしても好きになれないものの
今までドングリの幼虫は害虫と同じ感覚だったので私の中で一気にランクアップ。

 
この時点で私は「そうだったのか!ナゾが解けてスッキリ!」と過去の事になったけど
コムギは逆に余計興味を持つきっかけとなったようで
昨日はドングリの殻を割って中の実をほじくってました。

普段遠足や散歩で大量にドングリを持ち帰ると冷凍処理をするけど
これは保育所の園庭で拾った物で数も2個とか3個とかなので未処理のまま。

「幼虫出てきたらイヤやからやめて~」と何度も言ったけど
幼虫を見つけたくてたまらないコムギ。
ドングリの幼虫の正体は知らなかったけどゾウムシの事はよく知ってるので改めて図鑑を見たりもしてました。

結局家にあったドングリからは何も出てこなかったけど
まさかドングリの実をほじくるようになるとは…
正体を教えた事を少し後悔しています。

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